先日、外のNVボックスで飼育していたメダカが数十匹やられていました。原因は恐らく西日による温度上昇です。
経験上大丈夫だろうとたかをくくっていたのがとても悔やまれます。ですのですだれを買ってこようと決めました。
さて、この記事では、私の主観や客観的視点をふまえながらメダカたちが何℃まで温度上昇に耐えられるのか説明していきます。
一般的なメダカの生息環境
メダカは実は日本国内最小の淡水魚なんです。体長は4cmほどにしかなりません。また、メダカは田んぼの間の用水路等の穏やかな場所に生息しています。
水温はせいぜい数℃~20数℃。高くても30℃程度でしょう。
最近ではメダカの種変環境も劇的に変化し、周りで目にする機会はめったになくなりました。
普段、メダカは田んぼや自然の多いところ、そして水の流れが緩やかなところに生息しています。また、そこには餌となるプランクトンやミジンコ等も多くいます。
自宅での飼育の場合は、いかにメダカの生息地を真似できるかが重要なポイントとなってきます。
ちなみに、自宅ではグリーンウォーターで飼育するという方法もあります。
詳しくはこちらからどうぞ、きっとお役に立てるはず!
メダカは何℃まで耐えられるのか?
いよいよ本題に移ります。いったいメダカは飼育下で何℃まで耐えられるのか。
結論から言うと35℃、高くても38℃程度が限界だと私は考えています。もちろん周辺環境にもよりますが、経験上この温度が限界だと思います。
最近は異常気象で40℃近い気温になることも珍しくありません。そんな中外で直射日光を浴び続け、夕方は西日が差しさらに温度が上昇してしまうような環境では、メダカの水槽はすぐに40℃を超えてしまいます。
どう対策するか?
では、どのように対策をすればいいかご説明していきます。
まずなるべく西日の当たらない場所に置くこと。直射日光はまだしも西日にまで当たるとかなりの水温上昇を引き起こします。実際に私もやられました。
加えて、大きな容器にメダカを入れることです。水の量が多ければ多いほど水温変化は緩やかになります。13ℓのNVボックスでは直射日光と西日には非力でした。
さらに、黒の容器は避けて方がいいです。白の発泡スチロールが一番理想です。もちろん、色上がりやそちらのほうが美しく見えるメダカが多いのも事実です。もし黒容器でメダカを飼育したい場合は、直射日光があたらず、西日からも守られるような場所に置きましょう。
これらの対策を行えば無事夏を超えられると思います。大変なこともありますがメダカ飼育は楽しいものです。失敗してもめげずに挑戦して素敵なメダカライフを送りましょう!