前回の記事は読んでくれましたか?LEDテープで作る時の理論が少しでも理解していただけたら嬉しいです!
一応記事を貼っておきますね!何回でも読んでください!
では、今回は実際の工程について説明していきます。
(・・・ついにきた!)
(・・・私でもできるかな~?)
実際の工程
ではまず今回の工程について簡単にまとめます。
- 設計図を作る
- 電流値を計算をする
- 材料を切り出したり組み立てる
- はんだごてを使ってLEDテープを並列接続する
- ケーブル端を絶縁する
- アルミ板に取り付ける
- 完成
以上7工程です。この1つ1つに細かいやり方やコツ、アドバイスがあるので今から紹介していきますね!
1設計図を作る
これが一番重要な作業になります。設計図が完璧ならあとはその設計図通りに進めていくだけなので、しっかり設計図を描きました!
設計図に必ず記載する内容はこちら
- 全体図・・・作業するなかで全体を把握するために必須
- 寸法・・・ミリ単位で記載するとミスなく組み立てることができる
- 材質・・・記載することでイメージしやすくなる
- 配線回路・・・並列回路か直列回路か、ケーブルはどうするか把握するために必須
- 電流値・・・ACアダプターの定格に合わせるため電流値は必ず記載
- 消費電力・・・消費電力がわかると電気代がわかるため必須
- LEDテープの長さ・・・寸法と同じ
です!
実際に書いてみると意外に難しいかもしれません。私も結構時間をかけました。
特に寸法だけは間違いの無いようにしたいです。
作業の途中で、あ!少し足りない!などとなったら元も子もないので。
配線回路はおそらく並列回路になるかと思います。
直列回路にしてしまうと色々大変なので(専門的な内容は省略)並列だ!と頭に入れましょう!
2電流値を計算する
これは前回の記事で説明したとおりです!電流値がACアダプターの定格を超えてしまうと最悪火事になってしまうので本当に気をつけてください。
私は絶対にミスがないように、何度も何度もチェックしました。
そして定格の90%は守るようにします。これで万が一の時の保険です。
私はLEDテープを45cm使ったところ0.9Aでした。ACアダプターの定格が1Aだったので大丈夫です。
3材料を切り出したり組み立てる
設計図通りに材料を切り出していきます。
私が今回使ったのは①アルミ板、②アクリルです。
アルミ板は25cmにカットし、使用しました。しかしカット後は先がナイフのようにとがっているのでとても危険です。そのため②のアクリルで四方をガードしました。
4はんだごてやドライバーを使ってLEDテープを組み立てる
まずはACアダプター端子のメス側をLEDテープに取り付けます。
LEDテープは一番端にあらかじめ二本の線が出ています。それをしたの写真のように通してネジ止めしていきます。
ネジをゆるめると隙間が空いてそこに線を押し込んでネジで圧迫するという流れです。
さて、これができたら次はいよいよはんだごてで線とLEDテープを接着していきます。
※注意:この工程でははんだごてを使います。大変高温になるので火事には注意しましょう。絶対に目を離さないように!
はんだで接続する前に、これを見てください。
防水仕様のLEDテープは素子の上にシリコンが乗っています。
そのためはんだで接続する部分はカッターでむかなければなりません。
上画像のLEDテープ端に注目してください。銅が出ているところがありますよね?そこをカッターでせっせと切り出してむき出しにしました。
これで準備完了です!
ではいよいよもうほかのLEDテープと接続していきましょう。
使用したケーブルはこちらです。
すでに被膜が剥いてあるものを使用しました。
これをはんだでつけていくのですが、回路図を見直してみましょう。並列回路ですよね?
そのためこのように取り付けます。
ここでとっておきのアドバイス!
ケーブルにはんだをほんの少しのせておきます。そしてLEDテープ側にもはんだを少しのせておきます。すると接続が容易になりますよ!
そうしてすべてはんだで接続したものがこちらです。
個人的にはうまくいったのですが、いかがでしょうか?
(・・・すげえ!)
(・・・やるな~!)
ここで一度点灯試験をします。ここでつかなかったら接続ミスの可能性があります。
ついた!やりましたね!けっこう明るくてびっくりしました。
もしつかなかった場合は、接続するときに+は+同士、-は-同士で接続しているかもう一度確認してください。また、+と-が接触するとショートして大変なことになるので細心の注意を図りましょう。
5ケーブル端を絶縁する
ケーブルの端は金属部分がむき出しになっています。そのためその部分を絶縁します。
絶縁とはバリアのようなものだとお考え下さい。
絶縁には接着剤を使いました。なるべく熱伝導がいいものが良いですが、私は普通の接着剤を使いました。
そしてケーブル端をガッチガチに固めるともう安心です。つぎの工程に進みましょう!
6アルミ板に取り付ける
いよいよアルミ板にLEDテープを取り付けましょう。
取り付け方は簡単です。LEDテープの裏は両面テープになっているので、はがしてペタッとするだけ・・・・・・・のはずが両面テープ接着力弱!!!びっくりしました。
付箋と同じレベルなんじゃないかってくらいすぐはがせるので今回は接着剤を使って固定しました。
取り付け時もしっかり設計図を見て寸分の狂いもないようにしましょう。
この様な感じです。
ACアダプターを接続しなければいけないため、接続しやすいような箇所に端子のメス側を接着剤で固定しました。
接着剤が乾くともうほぼ完成です。
7完成!
完成しました!実際に点灯してみると・・・
明るい!カメラだと少し抑えられていますが実物はもっと明るいです。さすが5050。
これだとしっかり水槽内も照らせそうです。
なぜ真ん中だけ赤なのかというと、水草が育てばいいなという期待を込めたからです。(笑)
工程は以上になります。
※注意点
この記事はLEDライトの自作を推奨しているわけではございません。
電気の取り扱いは危険がつきまとうため、ご自身の自己責任の範疇で行ってください。
まとめ
どうでしたか?実際にLEDテープを接続して固定して点灯させる。けっこう簡単でした!しかも明るいし大満足です。大きな容量のACアダプターが見つかれば積極的に自作していきたいと思います!
(・・・すげえ参考になったぜ!ありがとう!)
(・・・私にはちょっと難しそう、でもすごいなー!私にくれないかな?)