先日ヤフオクで3000円で30匹のメダカを落札しました。
喜々として到着を待っていたのですが、着いたメダカはなんと3匹死んでいました。さらに水がありえないくらい臭くなっており、他のメダカもフラフラと全滅寸前でした。
管理があまりにもずさんで残念どころの騒ぎではありません。
30匹ならせめて袋を二つに分けるなどして対策してほしかったと思います。
しかし悔やんでも意味がありません。まだかろうじて生きているメダカたちを救うべく塩浴という手段に臨みます。
その経過を日記形式で記していこうと思いますのでみなさんも参考にしてみてください。
到着したメダカの状況
- 3匹がすでに死亡。
- 白くなっており死後数十分から数時間経過しているものと思われる。
- 水が腐敗しておりかなり臭う。
- 水カビ病にかかっているメダカが約5匹ほど。
- 尾びれを閉じてフラフラ泳いでいるメダカが20匹。
このように最悪の状況でした。
到着してすぐの対処
まずは水合わせを行いました。
NVボックスに浮かべ温度合わせを行った後、飼育水を徐々に入れていき水合わせを1時間~2時間かけて行いました。
この状況で救えなかったメダカが1匹。
そしてすぐさま新しい環境へ彼らを移しました。その際袋に入っていた水は全て破棄しました。
しかし、それでも臭いがおさまらず60プラ船を用意しました。
それに水を張りヒーターを導入し水温を25度に上げていきます。それに合わせてメダカたちも温度合わせからやり直しです。
ここで経過時間約3時間。
塩浴および薬浴開始
水合わせが終わり移し替えたころ、水カビ病の進行が明らかに早い4匹を隔離しメチレンブルーで薬浴しました。
正直、水カビ病が発症したメダカを治療した経験はありません。これまで全て☆にしてしまいました。しかし今回は前回までの反省を活かししっかり治療したいと思います。
残りの数十匹はプラ舟ごと塩浴です。
今回は水を35ℓほど入れていましたので、塩を175g投入しました。
具体的には白くまなどのカップアイスの容器に並々塩を入れるとちょうどそのくらいになります。
意外に多く戸惑いましたが、しかたないので思い切って投入します。
しかし、焦らずに数十gずつ投入していきます。
このとき塩が彼らにかからないよう十分注意して行います。また、エアレーションもかねて投げ込み式フィルターを追加投入しました。
塩を約3時間かけて投入し塩分濃度を約0.5%にしました。これで1日様子を見たいと思います。
依然メダカたちの大半は尾びれを閉じて泳いでいます。
尾びれを閉じている状態というのは、尾びれが扇型ではなく針のようにシャキーンとなっている状態のことです。
基本的に水質悪化や体調を崩しているときに見られます。
そしてヒーターの温度を30℃まで上昇させました。これでメダカの活性を増加させるのが狙いです。
今のところ、彼らは元気に泳ぎ回っているように見えますが、内心かなりドキドキしています。
3000円とはいえ安い買い物ではありません。しかも夜桜と女雛という今まで私が飼育していない品種なので絶対に全滅させたくはありません。
明日また様子を見ます。がんばれよメダカたち!