おさかなとリケメン

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30cmキューブ水槽でテラリウムを1から作ってみた 苔やシダの使い方を徹底伝授!

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冬になると外に出たくなくなっちゃうし部屋の中でも自然を味わえる方法ないかなあ

じゃあテラリウム作ってみればいいじゃん!

テラリウム?アクアリウムなら聞いたことあるし実際に今もやってるけど、テラリウムって何?

テラリウムは地上の植物や動物を再現する園芸手法の一種のようなものなんだよ!

そうなんだ!知りたい!今日は楽しみにしてるよ!

 

テラリウムとは

テラリウムとは、 陸上の生物をアクリル等の容器で飼育する技術のことです。園芸をしている人は聞いたことがあるのではないでしょうか。

テラリウムは大がかりな設備が必要ありません。小さなビンやプラケースでもできちゃいます。

また、最近苔や多肉ブームも重なりテラリウムも注目されつつあります。 

 

作り方

ここでは30cmアクリル水槽を使ってどのようにテラリウムを作るのか、作り方を詳しく紹介していきます。

まずは完成系を、

 

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いかがでしょうか?

ジャングルをイメージしました。苔を数種類入れて土を見せないよう工夫しました。

 

これを作るまでの道のりを紹介します。

 

準備するもの

準備するものは

 

  • 植物を入れる容器(水槽等)
  • 入れたい植物
  • 培養土
  • 軽石
  • ウールマット
  • 照明
  • 軍手

 

です。

 

事前にメモ帳等にどのようにレイアウトしたいのか、イメージはどのようなものなのかメモしていくといいでしょう。

 

今回は、ジャングルをイメージしてシダやコケをメインに差し色の赤を入れたいなと思いながらホームセンターへ行きました。

 

生物は入れずに植物のみのレイアウトにしました。

選んだ植物は後ほど紹介しますのでお楽しみに!

 

これらの準備するものの中では特に、テラリウムを作る容器が大事です。私はキューブ水槽をオススメしています。ちなみに今回は手作りの30cmアクリル水槽を使いました。

 

キューブの特徴は奥域と幅が同じなのでレイアウトしやすいです。これは非常に大事なメリットだと思います。

 

ウールマットは熱帯魚のフィルター用でいいでしょう。これを最下層に敷くことで保水をしてくれます。

 

また、土は砂漠系なら赤玉土、湿地系なら培養土を使いましょう。私は今回湿地系のジャングルをイメージしましたので培養土を使いました。

 

軽石はウールマットと培養土の間に挟んで水はけを良くさせます。

 

軍手は任意ですが土を触りますのであれば便利です。

 

今回選んだ植物

私が選んだ植物は・・・

 

  • シダ類(全3種)
  • ハイゴケ
  • ギンゴケ
  • ソテツ

 

等です。けっこうな種類を入れました。名前は忘れてしまっているものもあり全部は書ききれていません・・・すみません。

 

こんな感じです。

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苔は庭に生えていたものを、シダや赤い植物はホームセンターで購入しました。

植物は全部で2000円ほどでした。

 

最初にどのようなレイアウトにするか考えてからホームセンターに行くのがコツです。

また、大体の水槽の容器の大きさを把握しておくと植物の大きさ選びもスムーズに進みます。

 

今回は自然採集のコケとシダがあります。

 

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これらは虫等が付着している可能性があるのでしっかり処理しましょう。

処理の方法はこちらから

tropicallife.hatenablog.com

 

レイアウトについて

さあ!いよいよレイアウトをしましょう!

 

まずはじめに大まかな流れを説明します。

 

  1. ウール、軽石、培養土を入れる
  2. 植物を置いて配置を決める
  3. 実際に植える
  4. 余った場所に苔をおく
  5. 完成

 

このような流れで進んでいきます。

 

ではそれぞれ説明していきます。

 

下準備

まず。ウールを容器の2/3になるくらいに切ります。

 

ここで、しっかり全域に敷き詰めてしまうとウールが見えてしまいますのでほんの少し、1cmくらい余裕を持たせて敷きましょう。

 

敷き終わったら、軽石を入れます。軽石は1cm~2cmです。これは容器によって変わります。

 

今回は30cmキューブアクリル水槽ですので1.5cmほど敷きました。この軽石があるおかげで水はけがよくなり根腐れを防ぎます。

 

さて、次に培養土を入れます。

培養土を入れるのがレイアウトを綺麗に見せるコツです。

 

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培養土は絶対に斜めに入れるのがおすすめです。これで奥行きができ迫力が出ます。 

 

私は容器の縦の長さの半分、つまり今回は15cmが土の頂点になるように入れました。

 

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少し高すぎるかな?と思うくらいがちょうどいいです。

また、軽石とウールマットが見えなくなるようにうまく入れるのがコツです。

 

培養土を入れ終わると下準備は完了です。

 

大体の配置決め

下準備が終わると植物を実際においてどのようなレイアウトにするか考えましょう。

 

今回はポット付きの植物を購入したため、まずはポットごと置きました。

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そしてだいたいの雰囲気がイメージできるとその状態で一度写真を撮ります。

 

これを後で見返しながら実際に植えていきます。

 

実際に植えてみよう

仮レイアウトが決まったら実際に植えていきましょう。

 

ポット付きの場合はポットから取り出し、軽く土を落として植えます。

 

そのとき、あらかじめ培養土の方に穴をあけておくと植えやすいですよ。植えると上から軽く土をかぶせてあげましょう。

 

また、上から植えていくのがコツです。なるべく小さいものから植えると無理なく植えることができます。

 

そして植物同士は近くても大丈夫ですが、根が一緒にならないようにしたほうがいいでしょう。葉が重なるのはあまり問題ありません。

 

余った場所にコケを敷き詰める

植え終わったら苔を敷きます。

 

今回は、ハイゴケとギンゴケの二種類ですのであまり気にせずに置いていきます。

 

ギンゴケはセンターにおいてアクセントに、そしてそれ以外をハイゴケにします。

重なっても大丈夫ですので敷き詰めるイメージでどんどん敷いていきましょう。

 

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角や壁面、植物の根付近は見落としがちですのでそこにも漏れなく敷いていきましょう。

 

完成

苔を敷き詰めたらほぼほぼ完成です。後は水をあげましょう。

土が湿る程度が理想です。また、水やりとは別に霧吹きで植物を湿らせてあげるとなおいいでしょう。

 

さて、LEDでライトアップしてみましょう。

 

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めちゃくちゃ綺麗ですよ!あたかもジャングルにいるかのような気分になります。

 

簡単にできるのでみなさんぜひ挑戦してみてください。

 

まとめ

 

すごい!ジャングルみたいなテラリウムができた!テラリウムのこと全然知らなかったけど、うまくできてうれしい!

植物選びさえ気をつければ簡単にできるし、毎日お世話すると植物の成長も見ることができるよ!

これから毎日管理するよ!成長が楽しみだなあ

これからレイアウトもまた変わってくるし、色んな一面が見られて楽しいと思うから、ずっと続けてね!