テラリウムの記事は読んでくれたかな?ここでは自然採集した苔についてる虫の駆除方法を紹介するよ!
自然採集はとても楽しいんだけど、取ってきてテラリウム作って数日後・・・虫が!!なんてこともあるんだ
だからしっかり処理しないとだめだよ、ここでとっておきの処理方法を伝授するからしっかり見ていってね!
自然採集をする際の注意点
自然採集をしようと近所の川や山に行こうとしている方、ちょっと待った!
実は山や川沿いの田んぼ等は所有者がいます。ですのでその所有者の方に許可を取ってから採集しましょう。
丁寧に申し出れば快く受け入れてくれる方が多いので、一度訪ねてみてください。
また、採集する際は根こそぎ持っていくようなことはやめましょう。
自然に生えている苔や植物は長い年月をかけて群生しています。それを根こそぎ持って行ってしまうと生態系を破壊しかねません。
そのため、必要最低限を持ち帰るようにしましょう。また、事前にどのくらいの量が必要かあらかた把握しておきましょう。
採集した苔の処理方法
さて、これからが本題です。
実際に採集した苔を処理してみましょう。
今回採集した苔は
- ハイゴケ
- ギンゴケ
- シノブゴケ
の三種類です。
苔の中ではポピュラーな品種ですね。特にギンゴケなんかは道端にも生えているような苔です。
よく見たらもっさりしててとても可愛いんですけどね。
実は苔は根がありません。しかし、仮根という根のようなものを生やして土をつかんでいます。ですので採集したときは土ごと持ってきたのではないでしょうか?
この土にこそ虫が潜んでいます。ダンゴムシやアリやかみつき虫等様々な虫を確認できるかもしれません。
でも安心してください。今から伝授する方法でほぼ駆除することができます。
それは炭酸水を使った処理方法です。
では早速手順を紹介します。
- 苔が入る容器を準備する
- 土ごと苔を入れる
- 炭酸水をひたひたになるまで入れる
- 上部をラップする
以上です。簡単でしょう?
まず、苔が入る容器を準備しましょう。私はNVBox13を使いました。メダカで愛用していたのでそれを流用しました。
苔が入って炭酸水が入るような容器なら何でもいいです。ですがおすすめはなるべく面積が確保できる容器です。
面積を確保することで虫が出てきたらすぐわかりますし駆除もしやすいからです。
さて、次に用意した容器に苔を入れましょう。この時、土がついているほうを上向きに入れます。
この様な感じです。
なるべく重ならないようにするのがコツです。
重なると虫が出てきても上にある苔に絡まってしまい結局持ち込んでしまうことになりかねません。
次に、いよいよ炭酸水の投入です。今回は1Lの炭酸水を使いました。
量は多い方がいいです。
苔が浸り1cmくらい浸かるのがベストです。
入れたら上からラップをかけましょう。
この炭酸水を使った苔の処理方法の原理は二酸化炭素で虫を窒息死させるというものです。
そのため二酸化炭素が逃げないようにラップで密閉します。
苔は二酸化炭素につけられても大丈夫ですので心配いりません。
この状態のまま1時間ほど放置します。
そして覗いてみると、虫が浮いているのがわかるかと思います。
苦しくなって水面に上がってきている状態です。
この段階で駆除しましょう。これであらかた大丈夫です。
最後に、水でジャブジャブ苔を洗います。これで見えなかった虫も根こそぎ処理することができます。
これで完了です!
簡単でしたか?ひと手間加えるだけで虫の大繁殖を防ぐことができます。
しかしながら、この方法で完璧に駆除できるとは限りません。あくまで素人の考えですので参考にする際はご注意ください。
まとめ
どうだったかな?テラリウムに苔は不可欠!今では苔主体のコケリウムなんてものもあるんだよ!
自然採集してきた苔、素敵だけど虫がな・・・なんて思ってた人はこの記事を見てしっかり処理してみてね!