最近テラリウムをやってみて、苔の魅力に驚いたんだ!だから水中でもコケを楽しみたいな!
でもでも、やっぱ有名なウィローモスや南米ウィローモスじゃ面白くないよね、だから今日はホウオウゴケについて紹介するよ!
実はウォーターフェザーとも言って、とても美しいコケなんだ!今回は溶岩石に活着させてみたから紹介するね!
ホウオウゴケとは
日本原産のホウオウゴケ属の一種です。比較的に広範囲に分布しており、日照時間の短い渓流や山間部の水中に群生しています。
水中に分布していることもありますので、アクアリウムでも用いられることの多いコケになります。
また、その際の呼び名は「ウォーターフェザー」と呼ばれることが多いです。
ホウオウゴケの名前の由来は、鳳凰の羽に似ているからです。それほど美しいコケだということで、実物を見れば納得です。
いかがでしょうか。ホウオウゴケの葉は茎の左右に規則正しく並んでいます。まるで羽ペンのような形をしています。
茎自体は3cm程度です。群生させると非常に綺麗です。レイアウトでも目を引くこと間違いなしだと思います。
ホウオウゴケの水中化方法
ホウオウゴケは水中化させることができます。また、水中化は非常に容易です。
そのままでもいいのですが、活着させることをおすすめします。
流木や石等なんでもいいので巻き付けて沈めておくと活着し水中化してくれます。
水槽内での二酸化炭素の添加は必要ないのですが、添加したほうが早く育ちます。
中には絶対添加したほうがいいという方もいらっしゃいますが、人それぞれの考え方がありますのでご了承ください。
また、生体が入っているとなお早く成長しますので、メダカや熱帯魚、エビ等と同居させることをおすすめします
ちなみに、私はミナミヌマエビを入れています。
レイアウトの写真にあるような茂みを作りたい場合は二酸化炭素は必須でしょう。また、液肥があるとなお効果的です。
この状態で育てると非常に美しくなります。
活着方法
さて、本記事のメインである溶岩石への活着について説明していきます。
準備するものは
- 水槽
- 溶岩石
- ホウオウゴケ
- 木綿糸
です。
溶岩石の大きさは適当で大丈夫です。あまりに小さすぎると沈まない可能性もありますので注意してください。
私は5cm~15cmほどの溶岩石を使いました。
さて、活着の方法としてはまず溶岩石の上にホウオウゴケを並べます。
そしてただがむしゃらに木綿糸でぐるぐる巻きにします。
そしてできたのがこれです。
ホウオウゴケをランダムに並べて適当に巻きました。
そしてできたら水中へ沈めます。
たったこれだけです。
活着するスピード自体はそこまで遅くはありません。しかし早く活着させたい方は二酸化炭素を添加しましょう。すると早く活着します。
活着した後増えるのかどうか気になる方も多いかと思います。
結論から言うと増えます。しかしそのスピードは遅いです。
ホウオウゴケはやや生育が遅い一面があります。
ですので大量に増やして水槽一面を覆うようにレイアウトしたい方はあまりお勧めできません。
ここでも二酸化炭素を添加すると増えるスピードも違ってきますのでオススメです。
形から強めの照明が必要そうに見えますが実はあまり必要ありません。もともとの生息地が日陰ですので水槽内で普通に水草が育つ程度でかまいません。
水温は20℃~26℃がいいとされていますが、20℃以下でも大丈夫です。しかし、低水温では光合成しにくくなるため色が悪くなってしまう可能性があります。
低温には比較的強いですが高温には非常に弱いので注意してください。
まとめ
どうだったかな?とても美しいコケだったでしょ?ウォーターフェザーとも呼ばれててどちらも素敵な名前だよね!
今回は溶岩石に活着させてみたけど、流木にも活着できるからレイアウトの幅も広がると思うよ!そして群生するととってもきれいだからぜひ群生させてみてね!
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↑がテラリウム用、つまり水上葉のホウオウゴケで、↓が水中葉のホウオウゴケ、ウォーターフェザーだよ!