おさかなとリケメン

MENU

女雛メダカの魅力と色揚げの方法について

スポンサーリンク

女雛メダカってめっちゃきれいじゃない?あの赤と黒のコントラストがかっこよすぎてヤフオクでポチっちゃったよ。

女雛いいよねえ。でも意外と累代するの難しいんだよ?

え!そうなの?

うんうん。こだわりだしたらきりがないからね。まず体色を黒よりにするか、赤よりにするか。それに丹頂タイプにするかでも話が変わってくるからね。

そうなんだ。意外に奥深いんだね。

うん。だから今回は、女雛メダカについて、色の揚げ方についても交えながら色々紹介していくね。

 

 

 

スポンサーリンク

 

女雛メダカとは

女雛メダカは、黄幹之とオーロラ幹之の交配から作られたメダカです。女雛メダカは体に朱赤色が現れるのが特徴で、その赤をより濃く、濃いオレンジ色にした、色合いを高めるための選別、累代を繰り返すことでこのような美しメダカになりました。オーロラ幹之からブラックリム系の血統を受け継いでいます。美しいだけでなく、ブラックリムの渋さも持っています。このオレンジ色の発色部位は様々で、頭部周辺から尾ビレ付近にのみでるものまでたくさんあります。


f:id:bluearthkun:20190624213951j:image

 

体色を揚げるには

メダカの色揚げ、特に女雛のような赤系のメダカの色揚げにはカロチノイドを含む飼料がおすすめです。

 

植物系のものではクロレラ、スピルリナ、ほうれん草等が挙げられます。これらは植物由来のカロテンを含んでいるため、色揚げが期待できます。

 

甲殻類系では、エビやオキアミ、カニなどが殻にアスタキサンチンを含んでいます。

また、ミジンコやブラインシュリンプは、アスタキサンチンを含んだ甲殻類系です。

 

さらに、グリーンウォーターもカロテンを含んでいます。

そもそも、色揚げとは光や容器の色で色素細微オウガ反応することによるものと、栄養から色素細胞内に蓄えられることによるもの、という二つの要因が合わさることで発色が良くなるということです。

 

スポンサーリンク

 

実際の飼育条件としてはどうでしょうか。

飼育場所は屋外での飼育が望ましいです。メダカの色素細胞は光に反応するということ、また、グリーンウォーターで飼育するメリットから、やはり屋外が望ましいです。

 

容器の色は黒や紺、灰色と暗い色の方がいいでしょう。また、水は透明よりもグリーンウォーターの方が良いとされています。

 

グリーンウォーターの色は、濃ければいいというわけではなく、緑茶程度が私的には一番いいと思っています。

 

餌は先ほど記述した色揚げ効果のあるカロチノイドを含む人工飼料を与えるのがいいでしょう。これに加えてミジンコやブラインシュリンプも与えるとより効果的です。

 

女雛メダカはまだまだこれから進化するはずです。みなさんもぜひ累代、進化させ、さらにメダカ業界を盛り上げていきましょう!

 

本日はここまで!最後まで読んでいただきありがとうございました!