メダカの水合わせは適当でもいいってネットで見たけど、本当に大丈夫?
うーん、一概に適当でいいとは言えないなあ。
適当でいいときもあるんだ(笑)
遠路はるばるやってきたときと、同じ環境で別容器に移すときとは違うんだよ。
そうなんだ。じゃあ今日はそれについて教えてくれるんだね。
察しがいいなあ(笑)。できるだけわかりやすく伝わるように頑張るね!
メダカの水合わせ
例えば、メダカをヤフオク等で購入した場合、遠方からはるばるやってくることがほとんどでしょう。
このとき、メダカたちはすごく疲れています。
普通、メダカが発送される約2日程度は餌抜きされています。これは移動中に糞尿による水質悪化を防ぐためです。
実際、移動中かなり弱ってしまうこともしばしばあります。私も経験しました。
せっかく楽しみにしていたにもかかわらず、全滅寸前だと非常に悲しいですよね。
さて、今回は見た感じ元気に送られてきたと仮定して、水合わせをどうやるべきかについての紹介です。
あくまで私のおすすめの方法なので、疑問に思ったり間違っていると思った方はご遠慮ください。
水合わせの方法について、今回は大きく2つに分けて紹介します。
まず1つ目が、ヤフオク等で遠路から来た場合。(まったく水質の異なる場所から来た場合)。
2つ目が、自家繁殖させたメダカを移動させる場合です。
1つ目の全く違う水質から来たメダカの水合わせの方が大変ですので、そちらを重点的に紹介します。
まず、水は前日から準備しておきましょう。水道水でも井戸水でも構いません。とにかく飼育容器に水を張り、一晩おいておきましょう。これはカルキを抜くためでもありますが、外の温度環境に慣れさせるためでもあります。
メダカが到着したら、袋のまま浮かせましょう。これで温度合わせを行います。
水温の急激な変化はメダカにとって致命的です。特に、輸送でストレスを感じているメダカにとってはなおさらです。
水に浮かべる時間は30分程度が目安です。
次に、袋を開けて固定しましょう。私はいつも洗濯バサミで飼育容器に固定しています。
この状態のまま水合わせを行います。
水合わせは、コップやひしゃく等を使って、元ある水の半分程度を入れましょう。このまま30分待ちます。
これを3回程度繰り返せばOKです。この時、袋の水が満杯になってしまったら、袋の水を捨てましょう。
飼育水にそのまま垂れ流すのは厳禁です。必ず捨てるようにしましょう。
さあ、水合わせが完了したらいよいよメダカを放ちましょう。ここでは網を使ってメダカだけを新しい水の中に入れてあげてくださいね。
メダカが元気に泳ぎ回っているのを見ると、ついつい餌を揚げたくなるかと思います。しかしそこは我慢してください。
餌を揚げるのは翌日の朝からにしましょう。それも最初は少な目で、1週間くらいかけて徐々に慣らしていきましょう。
これで水合わせは完了です。
さて、2つ目の自家繁殖させたメダカを移動させる場合ですが、これは先ほどのやり方に比べると非常に雑です。
私は基本温度合わせしか行っていません。いくら同じ水質の水でも、水温の急激な変化にはメダカは耐えられません。
そのため、まずは水温を合わせてあげて、そのまま放っています。
自家繁殖させたものだと、基本的にその土地の環境になれていますので大きな水質の変化がない限りは大丈夫です。
温度合わせが終わったらそのままドボンしています。
これはあくまで私のやり方ですので、心配な方は1つ目のやり方を参考にしてみてください。
本日はここまでです。ご覧いただきありがとうございました。