おさかなとリケメン

MENU

ヴェクセルに使える電球ソケットを自作してみた 500円でできちゃう!?

スポンサーリンク

ヴェクセルに合うソケットが全然見つからない!けっこういい値段するし・・・

じゃあ作っちゃおうか!

え!作れるの?

うん、しかも安くで作れるよ。簡単簡単!

じゃあ作ろうよ!あ、でも、丁寧に教えてね、もちろん使ったものもちゃんと紹介してね(笑)

 

 

 

 

 

今回作るもの

最近、植物育成用ライトのヴェクセルを購入しました。

ヴェクセルは水槽にも使えますし、チランジアやビカクシダもしっかり育ちます。

 

しかし、でかいです。スポットライトのようになっているので、なかなか合うソケットがないんです。

ということで、今回はソケットを自作します。もちろんヴェクセルに合うように、めちゃくちゃシンプルなものにしようかと思います。

 

自作すると、ケーブルの長さも自由自在ですし、好きなところにスイッチを付けることもできます。また、シンプルなものであれば既製品より安くなる場合もあります。

 

一応、最初に完成型を載せますね。

f:id:bluearthkun:20200603214242j:plain

 

シンプルでしょ?節約のためスイッチは回すタイプのものにしました。

取り回しも非常に楽なので、これから量産したくなっちゃいますね。(笑)

 

 

材料

材料は大きく4つです。

  • ケーブル(平行線)
  • ソケット(E26 )
  • コンセント
  • スイッチ

です。

今回使った材料の画像を載せておきますね。

f:id:bluearthkun:20200603214501j:plain

f:id:bluearthkun:20200603214535j:plain
f:id:bluearthkun:20200603214537j:plain

こんな感じです。ソケット本体はわかりやすくするために外しています。これ、簡単に外れます。くるくる回せば外れます。ペットボトルの蓋を開ける要領です。

 

ケーブルはより線(平行線)を使いました。長さは1.8mにしました。長さはお好みで選んでくださいね。この長さで200円弱くらいだったような・・・もっと安かったかもしれません。

ホームセンターではたいてい長さ単位で売られているので、自由な長さを選べますよ。

 

さて、ケーブルは画像にあるものと全く同じものを使うといいですよ。先端が二股になっていますよね?これを真ん中のくぼみがある場所から裂いて使います。

 

ソケットはこちらです。E26という型番のものを選んでくださいね。ヴェクセルはE26口金ですので。

 

 

次に、スイッチです。スイッチはロータリースイッチを使いました。約150円くらいで買えました。

一応アマゾンのリンク貼っておきますが、ホームセンターよりちょっと値が張るかもしれません。

 

次は差し込みプラグです。コードの先っぽにつけるあれですね。コンセントにブスっと刺すやつです。

100均にも売ってますので、探してみるのもいいかもしれません。

 

基本的に材料はこれだけで足ります。

今回は、ちょっとめんどくさかったので、丸型端子を使いました。

 

これです。ケーブルに圧着して使います。ただ、これを圧着するには専用の工具がいるので、もし電気工事士とか受験した経験があれば、持ってるかもしれません。

 

私はたまたま持っていたので、使いました。ただ、もちろん無くてもできますので、安心してくださいね。

 

 

一応、今回使った工具も紹介しておきます。

今回使ったのは

  • ドライバー
  • ニッパー
  • 圧着ペンチ
  • ラジオペンチ

以上です。

圧着ペンチはなくても大丈夫です。圧着ペンチがない場合、ラジオペンチが必要になります。

ラジオペンチは、先っぽが鋭いペンチで、100均にも売ってますよ。

 

ちなみに、圧着ペンチのおすすめはこれです。

ちょっと高いですがめっちゃ使いやすい、ほかの圧着ペンチに比べて、力があまりいらないのがいい。おすすめです。

 

工程

いよいよ作っていきましょう。作り方は簡単です。

圧着する場合、しない場合両方説明していきますね。

まずは圧着する場合

  1. 平行線の先を丸形端子に合うように剥く
  2. 圧着ペンチを使って、丸形端子を平行線に圧着する(両端)
  3. ソケットを上下にわけ、下から平行線を通す
  4. 穴に合わせてねじ止めする
  5. 手順3で外したカバーをかぶせる
  6. 平行線の任意の場所にロータリースイッチを取り付ける
  7. 差し込みプラグをねじで分解する
  8. 手順2で圧着した丸形端子をねじ止めする

以上です。

改めて書いてみると、けっこう工程がありました。(笑)

では次に、圧着しない場合

  1. 平行線の先(両端)を剥く(数㎜)
  2. 平行線の先(手順1で剥いてある)をラジオペンチで丸め、輪っかを作る
  3. ソケットを上下に分け、下から手順2で作った線を通す
  4. 穴に合わせてねじ止めする
  5. 手順3で外したカバーをかぶせる
  6. 平行線の任意の場所にロータリースイッチを取り付ける
  7. 差し込みプラグをねじで分解する
  8. 手順2で剥いた平行線を、ラジオペンチで輪っかにし、ねじ止めする

以上です。

工程数は同じですね。圧着があったほうが間違いがないというか、簡単にできるとは思いますが、輪っかを作る方式でも問題なくできますからね。

 

 

それでは、それぞれの工程を細かく見ていきましょう。

まずはどちらにも共通の手順1、平行線の両端を剥く。です。

 

これは、ペンチでできます。剥きたい場所、今回は先端から数㎜にペンチの切る場所に合わせて、かるーく握ります。

この時、強く握りすぎないように注意です。被覆の中のより線を一本も切らないように注意してくださいね。慎重に、慎重に。

 

ある程度切り込みが入ったら、ペンチで切り込みあたりから被覆を引っ張って、外の被覆を外しましょう。

すると、むき出しになった銅線(より線)が見えるはずです。

ここに電流が流れます。

 

次に、手順2に移りましょう。圧着する場合は、丸形端子にケーブルを差し込み、圧着ペンチに丸形端子のぼこっとなっている部分を合わせて、ぐっと握るだけです。

非常に簡単ですので、割愛しますね。

 

では、圧着しない場合の手順2、3の説明をしますね。

おそらくほとんどの方がこちらのやり方になるでしょう。そう、より線を使った輪っか作りです。

簡単に言うと、被覆線を剥いた後の銅線部分の先端をラジオペンチでつかみ、内側にくるっと巻き込みます。これで終了です。

言うのは易しって感じですね。(笑)

もし、うまく輪っかが作れなかった方は、「より線 輪っか」で検索してみてください。

 

輪っかを作った後は、実際にソケットに装着していきます。

画像は丸形端子を使っていますが、丸形端子の〇の部分が輪っかだと思ってください。

f:id:bluearthkun:20200603225244j:plain
f:id:bluearthkun:20200603225239j:plain

 

ソケットを上下に分解すると(外すだけ)、このような構造になっています。

この金の部分に輪っかを持ってきて、ネジ留めしましょう。

 

輪っかを作る場合、コツがあります。それは、時計回りに輪っかを作る。ということです。

なぜかというと、ネジは右向きに回ります。右ネジの法則ですね。

 

時計回りに輪っかがあれば、その輪っかを巻き込むようにネジを締めることができますが、もし反時計回りに輪っかを作った場合、ネジの締める方向と逆なので輪っかの形状が崩れてしまいます。

 

これ、何気に大事なことですので、ぜひ頭に入れておいてくださいね。

 

 

ネジ留めした後は、ソケットを元に戻しましょう。

 

さあ次はロータリースイッチの取り付けです。

これ、あまり写真が撮れませんでした。すみません・・・

 

ただ、ロータリースイッチの取り付けは簡単です。

まず、ロータリースイッチのネジを外します。

そして、画像のように平行線の片方を、スイッチを取り付けたい場所で切ります。

f:id:bluearthkun:20200603225859j:plain

あとは取り付けるだけです。

 

肝心の取り付けの写真がありません!ごめんなさい。ただ、ロータリースイッチの袋の裏に取り付け方の説明が記載されてあります。ご安心を。

 

取り付けが完了したら、次は差し込みプラグを作ります。

差し込みプラグの取り付けも、手順2、3と同じ要領で行います。

 

まず、差し込みプラグのネジを外すことで分解します。

 

そして、銅線で輪っかを作り、ネジ留めします。今回はコンセントから直接電気をもらいますので、銅線の取り付ける場所は右左ありません。

 

ただ、左右の銅線が絶対に干渉しないようにしてくださいね。

 

もし干渉しているのに気づかずに、コンセントに挿したら・・・・

「どっかーーーーーーん!バチバチ!!」です。

 

危ないのでここは慎重に。距離も近いですからね。本当に安全に取り付けるなら丸形端子を使いましょう。

 

こんな感じになります。

f:id:bluearthkun:20200603230153j:plain
f:id:bluearthkun:20200603230155j:plain


取り付けた後はカバーをつけましょうね。

 

はい、これで完成です!けっこう大変ですか?最初は大変かもしれませんが、慣れればどうってことないですよ!

 

さあ、ちゃんと点くかチェックしましょう。

 

スイッチ・・・・ON!

f:id:bluearthkun:20200603214242j:plain

点いた~~~~!!!

自作した甲斐がありましたね。シンプルソケットの完成です!

 

 

まとめ

いかがでしたか?今回は久しぶりに自作しました。

ちょっと難しく感じるかもしれませんが、構造としては非常に簡単です。ただ、銅線の干渉にさえ気を付ければ、案外簡単にできちゃいます。

 

もし、ヴェクセルを自分流で使いたい方は、この自作ソケットを活用してみてください。

ここからランプカバーを付けたり、板に取り付けたりと、幅はかなり広いです。

自作ライフ、共に楽しみましょうね!

 

本日も見ていただきありがとうございました!