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熱帯魚図鑑Vol.6 「ラムズホーン」水槽のお掃除は僕たちにお任せ!

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今日は水槽に1匹は入れたい巻貝について紹介していくよ!

石巻貝や水草についてくる忌まわしい貝たちは知ってるんだけど・・・ポジティブなイメージはあまり無いなあ

そうだよね。結構な人がそう思っていると思う。でも実はメリットがたくさんあるんだよ。

たくさんある種類の中で今回は「ラムズホーン」という貝を紹介していくね。

ポジティブなイメージになればいいけど・・・期待してる!

任せて!

 

 

 

 

 

 

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ラムズホーンとは

  • 分類:ヒラマキガイ科
  • 生息地:種により異なるが世界中の池、沼、河川、湖に生息している
  • 色:レッド、ピンク、ブルー、茶がある
  • 特徴:雌雄同体、自家受精も可能
  • 生態:淡水に生息している
  • 餌:雑食性、水面の有機物で出来た油膜も食べる
  • 体長:最大でも2cm

ラムズホーンは上記の通り淡水に生息する巻貝の仲間です。今は品種改良も進められて赤やピンク青といったカラフルなラムズホーンも存在します。

私はレッドラムズホーンしか飼育したことが無いのですが、非常に愛嬌があって可愛いです。

彼らは水槽内の食べ残しを処理してくれるだけではなく、水面の油膜までお掃除してくれます。

特にメダカを飼育している人は分かると思いますが、エアレーションをしないと水面に油膜が張ってしまいがちです。

その油膜を除去する時は基本的に人力で行いますよね。しかしラムズホーンがいれば油膜を食べてくれます。もちろん全て食べてくれるわけではないですが、いるだけで心強い存在になること間違いなしです。

 

水槽にどのくらい入れたらいい?

水量にもよりますが、

  • 30cm水槽:1匹
  • 45cm水槽:1~2匹
  • 60cm水槽:4匹
  • 90cm水槽:6匹

程度が初期投入としては望ましいと思います。

後述しますが、ラムズホーンはとにかく増えます。面白いくらい増えます。

このことから水槽内の景観を損ねず、かつお掃除もしてくれる数として考えてみました。

増えすぎてしまえば自然に淘汰されていきますので崩壊は滅多にしません。

あまりにも水槽が汚れている、仕事や学校が忙しく手間をかけることができない。このような方はもう少し多めに入れても大丈夫だと思います。

苔とり能力は高いですが、全て根こそぎ食べてくれるわけではありません。水槽を覆い尽くすレベルの苔がある場合はまず人力でそぎ落とすほうが効率がいいでしょう。

その後少し苔が生えたらラムズホーンが食べることでいいサイクルがうまれると思います。

 

混泳は大丈夫?

混泳は条件付で可能です。しかしながら、ラムズホーンが口に入るサイズの魚、そしてトーマシーやフグといった貝を食べてしまう魚との混泳は控えましょう。

それ以外のカラシンやメダカとは混泳可能です。もちろんシュリンプとの混泳もできます。

ラムズホーンはさかさまになっても自分で立つことができます。そのため丸ごと食べられない限り十分可能です。

 

爆殖する?

します。環境さえ整えばすぐに増えます。

卵はゼリー状のもので包まれておりその中に8個ほど卵が確認できます。孵化するまで時間はあまりかかりません。暖かい環境、つまり25℃くらいでしたら経験上10日ほどで孵化します。

雌雄同体ですので2匹いれば確実に増えていきます。ですので導入の際は増える事を前提にすることを強くオススメします。60cm水槽に10匹程度だと全然問題なく鑑賞できるのですが、50匹、100匹となると話は別です。少し気持ち悪く感じてしまいます。

爆殖する条件としては富栄養化、つまり餌が一杯ある状態、そして水温が25℃くらいになったときです。また、命の危険を感じたときも爆殖します。水が極端に汚れると子孫を残そうと本能的に増えていきますのでこれを水質悪化のバロメータにしている飼育者もいます。

餌をあげすぎなければそこまで増えることはありません、一定数でそれ以上になれば淘汰されていきます。

ちなみに、ラムズホーンはこちらから購入できます。

興味のある方はぜひ飼育してみてください。

 

(エビ・貝)レッドラムズホーン(5匹) 本州・四国限定[生体]

 

まとめ

見た目もかわいいラムズホーン、お気に入りは見つかった?

石巻貝見たいにじみじゃなくて素敵だとおもった!私はピンクが好きかなー!

よかったよかった、自分のお気に入りを見つけてうまく飼育してみよう!

きっと彼らは水槽内でいい働きをしてくれると思うよ!