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まるで鳳凰の羽! ホウオウゴケとは 水中化も可能!?

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最近苔の勉強してるんだけど、意外に種類があってびっくりしてる!中には苔っぽくない苔もあるし。。。

そうそう、私は最近山登り中にホウオウゴケを見つけたよ!

ホウオウゴケ?名前がかっこいい!でも聞いたことないなあ。希少なの?

とっても希少だよ、最近は見かけることが少なくなってきたから、見かけたらとてもラッキーだと思う!

今日は、ホウオウゴケの魅力や水中化の方法について教えていくね!

 

 

 

 

 

 

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ホウオウゴケとは

ホウオウゴケについてはこの記事でも紹介していますのでお時間がある方はぜひご覧ください。

tropicallife.hatenablog.com

 

ホウオウゴケは、葉がまるで鳳凰の羽のように見えることから名前がつきました。

葉が広がるタイプで、群生すると非常に綺麗な苔です。

 

色は濃い緑色をしており、新芽は鮮やかな緑なので非常にコントラストがはっきりして綺麗です。

とても大型の苔で、葉の長さは最大6cmにもなります。

 

詳しいホウオウゴケの生態は

  • 分類:シッポゴケ目、ホウオウゴケ科、ホウオウゴケ属
  • 分布:日本、台湾
  • 育成難易度:普通
  • 光量:少な目でも育つ(陰性)
  • CO2添加:望ましいがなくてもよい
  • 水温:10℃~27℃程度(低温に強く高温に弱い)
  • 水中化:可能
  • 活着速度:遅い

 

苔の中では非常に丈夫です。乾燥に弱い一面があるかと思いきや、実はそんなに弱くないです。

私は上部開放型のテラリウムで使用していますが、乾燥すると葉が縮こまり、水を吹きかけるとすぐもとに戻ります。

極度に乾燥させなければ大丈夫でしょう。

 

水中化に関しては後述しますが、比較的容易ですので挑戦してみてください。

また、苔ですので流木や石に活着させることができます。

活着速度は比較的に遅いので、木綿糸ではなくテグス等で巻いてください。

 

以前、木綿糸で活着させようと試みましたが、活着する前に糸が切れてしまいました。そのためテグスがオススメです。

 

採集できる場所

日が当たらない渓流によく生えています。最近では見ることが少なくなってきましたが、山に行けば見る事ができますよ。

 

苔の採集は、許可がない場合は違法ですので注意してください。

また、採集の際は必要最低限にしてください。必要以上に採集してしまうと生態系を破壊しかねません。

注意して行ってください。

 

採集の際は、コロニーを形成していることが多いので、なるべく形状は崩さずに根元から採集しましょう。

もし1本1本採集してしまうと後でコケリウムを作る時に難しくなってしまうので注意してください。

 

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水中化の方法

 ホウオウゴケは渓流で水しぶきがかかるような場所に生えており、なかには半分水中にあるものさえいます。

ここでは水中化の方法についてお伝えしていきます。

 

水中化するときのポイントは

  • 水温を高くしすぎないこと

だと個人的には思っております。

というのも、ホウオウゴケが自生している場所は年中比較的涼しいです。渓流ですからもちろんですが、そのように涼しい環境を好むのは事実です。

そのため、急に温かい水温にさらされると適応できない場合もあります。

 

そのため徐々に慣れさせるといいでしょう。

涼しいとはいえ26、7℃なら問題ありませんのでそこまで危惧する必要はありませんが、夏場は注意が必要です。

 

また、水中化する際は何かに活着させてから行いましょう。オススメは溶岩石、流木です。

溶岩石は移動が容易でレイアウトに幅が出ますのでオススメです。もっさりするように成長しますので、流木だとややぼやけた印象になりかねません。

ですので溶岩石に活着させることがオススメです。

 

活着させるときはテグスで行いましょう。木綿糸でもいいのですが、もしエビがいる水槽に入れる場合は、活着する前に切れてしまいますので注意が必要です。

 

活着速度はウィローモス等に比べて非常に遅いです。新芽が活着していくイメージですね。水中化は容易なのですが、活着に時間がかかります。

このとき、CO2を添加すると活着スピードは非常に早くなり、新芽も出やすくなります。

もしCO2を添加できる環境にあるのでしたらぜひ挑戦してみましょう。

 

1ヵ月もすれば新芽も出始め活着できることが多いです。

非常に鮮やかな緑色ですので、水槽のアクセントにはぴったりですよ。

 

まとめ

 

ホウオウゴケいいね!すごく勉強になったよ。水中化してみようかな。

ホウオウゴケは非常に魅力的な苔だから、うまくレイアウトしてほしいな!

これからも苔について色々紹介していくから、ちょくちょく見てね!