前、ミックスメダカ買ったって言ったよね?実は、悲しいことにその半数が死んでしまったの。
それは悲しいね。。。何が原因か、わかる?
少しは想像つくんだけど、ショックが大きすぎて何とも言えない。
そうだよね、でも今後のためにも、頑張って記事にして伝えてね。
導入したメダカが突然死んだことについて
メダカ屋さんの通販でメダカを購入して1週間が経ちました。
ミックスメダカから、オリジナルメダカを作ってみようと意気込んでいましたが、悲しいお知らせです。
導入したメダカの約半数が死んでしまいました。
水合わせをしっかり行い、エサも翌日から少量ずつ与えました。容器も準備し、カルキを抜いた水を使いました。
容器はリスク管理も含め5つに分散していました。4つはバケツ、もう一つは発泡スチロールです。
到着後、3日くらいは元気でした。しかし、ある朝、バケツに1匹浮いているのを見かけたのです。
割りばしでつかみ、ティッシュの上に置いてみました。見たところ目立った外傷はありません。
急いでその容器の半分水替えを行いました。もちろん、温度差はないようにしています。
また、塩を少し投入しました。以前、ヤフオクで輸送ストレスで瀕死だったメダカを救ったことがあったからです。
また、水替え直後で消化不良を起こしてはいけないと、その容器のみでエサは与えませんでした。
ちなみに、メダカたちは全員餌食いはすこぶるいいです。本当に、さっきまで元気だったメダカがなぜ・・・という気分で落ち込んでしまいました。
1日後・・・・・・
朝、いつものようにメダカの容器を確認していました。
すると、ある容器では産卵していました!やった!半分有精卵、もう半分は無精卵でしたが、産卵してくれてうれしかったです。
この喜びもつかの間・・・なんと、今度は二つの容器でメダカが一匹ずつ死んでいました。悔しいです。
塩浴していたメダカが一匹、そして他の容器のメダカが一匹です。
痩せているわけでも、ふらふらしていたわけでもありませんでしたので、本当に心苦しかったです。
今回も、換水と塩浴を行いました。
また1日後・・・・・・
今朝もルーティーンであるメダカパトロールです。
おや?昨日産卵していたメダカが今回は産卵していないようです。うーん、調子が悪いのか?見たところ元気そうではあります。水もそこまで汚れていないように見えます。残念ながら、詳しい検査キットを持っていないので、匂いや見た目、勘に頼ってしまうところが大きいのが残念です。
お、今日は一匹も死んでいないな、そう思いながら、エサを少量あげ、仕事に行きました。
帰宅して、またメダカパトロールです。
おやおや?メダカが2匹浮いている。今度は初日に塩浴していたものと、また別のバケツ容器のメダカが犠牲になっていました。
今度は少し異変に気付きました。体から白いもやが出ていたからです。白カビか、腐敗が進んだだけか、見当はつきませんが、水質悪化か水合わせの失敗が頭をよぎりました。
もう私にできることは換水と塩浴だけです。なるべく体力を残そうと、メダカの移動は行いませんでした。
そんなこんなで約1週間、ついにメダカが半分になりました。
気づいたこと、そして注意点、試したこと等をまとめますので、メダカが突然死んでしまう、ポツポツ死してしまう方の参考になればなと思います。
メダカの突然死の原因
多くものメダカが突然死してしまう原因ですが、今回は以下の三つが考えられます。
- 容器
-
水合わせ
-
エサによる消化不良
です。
まず、容器です。今回は100均で黒バケツを買ってきました。一応、すべてのバケツを浄水で洗いました。このとき、洗剤は使っていません。
ただ、今回死んだメダカのほとんどすべてが黒バケツに入れていたメダカです。もしかしたら、容器の成分が染み出てきたのかもしれません。
実際、バケツやNVボックスなどは、生き物を入れる用途や、人間の口に入るような設計にはなっていません。
当たり前といえば当たり前ですよね。そのため、処理が甘い可能性もあります。
大丈夫だろうと高をくくっていましたが、もしかしたらそれがダメだったのかもしれません。
もし、今後100均のバケツを使う方は、洗った後、数日水をためて、すすいでください。
次に、水合わせの失敗です。
今回、水合わせは 1時間かけて行いました。方法は足し水方式です。
まず、容器(発泡スチロール)に飼育水ごと入れました。その後、同じ水温の浄水を一時間かけてゆっくり入れていき、元の飼育水と新しい水が1:1になるくらいまで調節しました。
本来は飼育水多めがよかったのですが、数が約20匹もいたので、そうもいきませんでした。
この水合わせが失敗した可能性もあります。一気にすべてのメダカが死んだわけではないことから、完全な失敗というわけではないと思いますが、メダカにストレスを与えていたのは確かだと思います。
最後は、消化不良です。私は、翌日から餌を与え始めました。翌日は朝と昼に1回ずつ、少量与えました。
その後は仕事がある平日は朝のみ与えていました。
エサは大量に与えているわけではないので、可能性は低いですが、もしかしたら上に挙げたストレスと併用して消化不良を起こしてしまったかもしれません。
何匹か、真っ白な糞を出しているメダカもいましたので、消化不良も考えられると思いました。
これらだけが原因ではないと思いますが、複合してメダカにダメージを与え、体力がないものから順に死んでいったと考えられます。
塩浴ももちろん行いました。ただ、前回塩浴で助かったメダカたちと条件が違いました。
エアレーションもしていませんし、温度もそこまで上がっていません。もしかしたら、塩浴の効果を十分に発揮させることができていなかったかもしれません。
設備不足です。反省しています。
正直、メダカの飼育にはある程度自身がありました。このおごりが、今回のような結果を生んでしまったのかもしれません。
結局、残ったメダカはほとんどがメスです。今後の繁殖は望めないでしょう。しかし、最初に産卵してくれたメダカの有精卵が4つほどあります。
せめてこの子たちは守ってあげたいです。
対策
突然死、ポツポツ死を回避するにはどうすればいいでしょうか。私の今回の反省を込めて、考えてみたいと思います。
まず、水づくりです。
いくらメダカが強いとはいえ、いきなりめちゃくちゃ綺麗な水に合わせるのはダメでした。飼育水があるとはいえ、絶対量が足りませんでした。
メダカを購入する前に、少しこなれた水、つまり汲み置いた水を外に放置してグリーンウォーターを作っておくなど、対策をとるべきだと思います。
次に、容器です。今回は発泡スチロールのメダカだけ奇跡的に生き残りました。もちろん、発泡スチロールの持つ保温性もあると思います。
ただ、バケツの洗い不足もあると思います。今後バケツを使う場合は、しっかり洗い、中の成分を溶け出させるために少し汲み置いて放置しておきましょう。
なんだかんだオススメの容器は発泡スチロールです。改良メダカ特有の色を楽しむことはできませんが、安全です。最初の1週間くらいは発泡スチロールで様子を見ましょう。
最後に、消化不良です。導入直後のメダカは想像よりも弱っていると考えていいでしょう。そのため、元気な時と同じ感覚でエサをあげるのはやめましょう。
ゆっくり、本当に少量ずつ与えてください。そして、時間をかけて徐々に増やしていきましょう。
まとめ
メダカが約半数も死んでしまい、本当に本当にショックでした。
少しメダカの飼育に自信を持ち始めた頃だったので、この出来事は堪えました。
ただ、クヨクヨしていてもしょうがありません。今回記事にすることで、少しでも同じ過ちを繰り替えさないでいただけると嬉しいです。
残った数匹の針子たち、メダカたち、育て上げて見せます。