ちっちゃなアガベ見つけちゃったんだー!
ほんとだ!ちっちゃい、しかも子株がたくさんついてない?
そうなの、これは姫笹の雪といって、子株がたくさんつくアガベなんだよ!
形も色も普段よく見るアガベとは違って、なんだかおもしろいね!
そうでしょ?でも、とっても窮屈そうだから、植え替えてあげよーと思って
いいね!じゃあ、今回も楽しみにしておこうかな!
姫笹の雪とは
姫笹の雪は、アガベの一種です。まずは、私の自慢の姫笹の雪をご覧ください。
いかがですか?特徴的なアガベですよね。
緑のツンツンした葉に、まるでペンキでも塗ったかのような白い模様が特徴的です。
大きさは、姫と名の付くだけあって小さいです。小型のアガベになります。そこもまたかわいらしいですよね。
さて、このアガベ、よく見てください。お気づきですか?
そうです。子株がたくさんついているんです。
これが姫笹の雪の特徴ですね。本当によく子吹きます。それも小さいころからどんどん子吹きます。
この株も、もうすでに4株は子株がついているんじゃないでしょうか?
群生させてもよし、子株を外して大きくしてもよし、いろんな楽しみ方ができるアガベです。
笹の雪との違い
本家の笹の雪とは何が違うのでしょうか。
それは、ずばり大きさです。
そんなに驚くべきことでもないですね(笑)。
姫笹の雪は、日本で作られた品種改良種になります。日本の生産者さんの努力でここまで小さな姫笹の雪ができたわけです。
しかし、元は笹の雪だったわけです。笹の雪は、大きくなると40㎝を超えてきます。
また、姫笹の雪ほど子を吹きません。これが主な笹の雪と姫笹の雪の違いです。
植え替え方
さて、今回のメインである植え替えです。
この株はとっても小さな鉢に入っていますので、絶対に根詰まりしています。なので、救出してあげましょう。
姫笹の雪の植え替え手順、今回はこんな感じです。
- 鉢から出す
- 根をほどく
- 子株を外す
- 親株は一つの鉢に植えて、子株はまとめて植える
基本的に以前紹介したアガベ・イシスメンシス×フィリフェラの植え替えと同じですね。
まずは鉢から取り出します。
見てください。めちゃくちゃ根詰まりしています。これだと成長はしませんし、最悪の場合根腐れしています。
少しづつ根をほぐして、植え替えていきます。
だいぶほぐれてきましたね、見てわかる通り、子株がたくさんついています。
この子たちをポキポキ外していきます。
けっこう簡単に外れますよ!外すとき、根が1本以上つくように外してくださいね。
そうすると、根付きと成長がよくなります。
一から根を出そうとすると、相当な時間がかかってしまいますが、すでに根が出ている状態で、さらに根を出すのは簡単です。
外した後、鉢に植えていきます。今回はプレステラ90を使いました。
ちょうどいい大きさなのでけっこうおすすめですよ。
アガベの植え替えは棘が刺さって痛いのですが、姫笹の雪は葉の先端にしか棘がないのでやりやすかったです。
植え替え後、このような感じになりました。
子株を結構煩雑に植えてしまいました。(笑)
植え替えて一か月くらいになるのですが、もう根付いてくれてます。やっぱり暖かくなってきたら動きますね。
子株にはまだペンキが乗っていません。あと半年もすれば乗ってくると思います。
この子たちの成長記録も記事にしようかな~。
大きく育てるコツ
姫笹の雪を大きくしたい!そう思う方も多いのではないでしょうか。
本家の笹の雪に比べたらお値段もお手頃ですしね。私はこの姫笹の雪を1000円で購入しました。我ながらいい買い物をしたと思っているのですが・・・(笑)。
大きく育てるためには、子株を外しましょう。積極的に。
子株がたくさんついていると、それだけ親株のエネルギーが子株にいってしまいます。
それを防ぐためにも、子株は外します。
画像くらいの大きさになれば、子株も自立できますので、遠慮せず外しちゃってください。
おそらく、毎年のように子吹くと思います。毎年植え替えしてあげて、親株を大きくしてあげましょうね!
ただ、大きくするにはそれなりの年月がかかります。手っ取り早く大きな姫笹の雪が欲しい場合は、笹の雪を購入することをおすすめします。
身も蓋もないことを言ってすみません・・・。
まとめ
いかがでしたか?比較的入手しやすいアガベ、姫笹の雪を植え替えてみました。
子株がたくさんついていたのはラッキーでしたね。
親株と子株の今後の成長に期待です。
本日も見ていただきありがとうございました!