今日カッコイイチランジア買ったんだー!チクチクしててかっこいいでしょ!
えーなになに?おおこれはチランジアアエラントス×ベルゲリだね、いいよね。
でしょー?しかも安かったんだ、1300円
え!それは安い。しかも子株が二つもついてこの値段か、それはいい買い物だと思うよ!丈夫だしね。
そうなんだ!育て方とかあまりわからないからカプト君に教えてもらおーと思って!おねがい!
チランジアとは
チランジアとは、「エアープランツ」とも呼ばれている植物です。土がいりません!とうたわれて雑貨屋さんにも置いてあることがあります。
チランジアはブロメリア科の一種で、北アメリカ南部から南米が原産地の植物です。原産地では岩や木にくっついて生きています。根はそれらにくっつくためにあり、水分は主に葉から吸収します。
土がいらないので吊るしたり置いたりとインテリア性が高く、最近人気が上がってきています。
今回はエアープランツと呼ばれるものについて詳しく書いていきますね。
エアープランツには緑葉種と銀葉種があります。今回紹介するアエラントス×ベルゲリは銀葉種です。銀葉種は日光大好きで乾燥に強い性格をしています。
ちなみにアエラントス×ベルゲリは耐寒性もつよく本当に丈夫です。
さて、一方の緑葉種はどうでしょうか。彼らはどちらかというと日光は苦手で、水を多く求めます。ブルボーサやブッツィーが有名です。カピタータなんかもそうです。
毎日でもいいくらいお水あげてください。ただ、水がたまるのは蒸れて腐ってしまいますので要注意です。
アエラントス×ベルゲリの特徴
アエラントス×ベルゲリとはどういう種類でしょうか。そもそも×とはなんでしょうか。
×の意味は交配種であるという目印です。ですので、今回はアエラントスという種類とベルゲリという種類を交配させたものになります。
アエラントスは普及種でメジャーな種類ではありますが、純粋なものは意外に手に入りにくいんです。ほとんどが今回紹介するもののように何らかの種類との交配種です。もし見つけたら買って違いを確かめてみるのも楽しいですよ。
ちなみに、花の色は紫です。花苞はピンク色で見た目からは想像がつかないとってもかわいい花を咲かせます。
ベルゲリもポピュラーな普及種です。しかしこちらもアエラントスとの交配が多くなかなか純粋なベルゲリに出会うことはありません。もし、ベルゲリと書いているのに交配種かもしれないと思ったら花を確認するしかありません。
薄紫で長く、よじれていたら間違いなくベルゲリです。アエラントスに比べてかなり薄い花苞をしています。
また、ベルゲリは一年を通して子株を出します。実はアエラントスは花を咲かせないと子株を出さないんです。ですのでクランプになっているものはベルゲリの可能性が高いです。
ベルゲリは耐寒性がかなり高いので一年中外で管理できます。
さてさて、本題のアエラントス×ベルゲリですが、見た目はこんな感じです。
今この状態で4株ついています。葉はツンツンしており、水が足りないと内側に葉が丸まります。
アエラントスとベルゲリのいいとこどりで、耐寒性も強く丈夫、そして子株を出しやすいのでクランプになりやすい。また、花も美しいです。
花
ちょうど花苞が二つ付きました。この子はアエラントスとベルゲリのどちらの遺伝子が濃いのでしょうか。花が咲くのが楽しみですね。
管理方法
明るい窓辺か屋外どちらでも管理できます。耐寒性に優れていますので氷点下にならない限りはずっと外でも大丈夫でしょう。夏の直射日光が朝昼夕すべて当たるようならダメですが、午前中だけ、お昼の3時間だけと短い場合は直射日光に当たっても大丈夫です。
水は春秋冬は日中に、夏は夜に与えましょう。頻度は春秋は週5、夏は週3、冬は週1がちょうどいいかと思います。水をあげた後はしっかり振るなどして水を切りましょう。クランプになっている場合は葉と葉の間に水がたまり、腐ってしまう原因になります。
子株を取り外したい場合、5㎝くらいになれば取り外せます。根元から丁寧に取り外しましょう。
まとめ
いかがでしたか?アエラントスとベルゲリの交配種は手に入りやすく、お花も綺麗でクランプにもなりやすいので初心者にとってもおすすめです。
ショップで見かけたらぜひお迎えしてみてください。
なるほど、アエラントスとベルゲリそれぞれにも興味がわいたよ、今度探してみる!
うん、実は僕もまだ持ってないから、もし見つけたら教えてね(笑)
買ってきてあげるよ、交通費くれれば(笑)
う、うん!